サザンオールスターズ “TSUNAMI” と”津波”

小生は桑田佳祐さんの歌を聴いて今までの人生で励まされ、勇気をもらって今生きています。
今回の震災では、ほとんど何の被害も受けてはいませんが。。

今回の津波で、代表曲の一つ「TSUNAMI」があまり良くない評価をされるんじゃないかと心配しました。webで時に話題に出ていますが、否定的な意見はむしろ少数のようでちょっと安心しています。

そもそも、「TSUNAMI」は

サザンの44作目のシングル。2000年1月26日発売し、300万枚以上売れています。

いわゆるJPOPの曲としては最も売れた曲であり、CDのシングルチャートでは最も売れた曲です。それだけに、多くの人の耳に残っている曲で、この曲名を目にし、あるいは耳にすると、未曽有の大災害を連想せざるを得なくなってしまっているかもしれません。

で、もう一度歌詞を見つめなおしてみました。。

・止めど流る清か水よ

・消せど燃ゆる魔性の火よ

・あんなに 好きな女性に 出会う夏は二度とない

・闇に彷徨う運命

・津波のようなわびしさに …怯えてる

・泣き出しそうな空眺めて 波に漂うカモメ

今回の震災を思いながら、あえて部分部分を眺めると、やっぱりつらい歌詞にも見えますね~
(もちろん、全体を通しての本来の意味をいってるんじゃないですよ。)

ただし、歌詞中に津波って出てくるのは、そもそも、
津波のような侘しさに I know…怯えてる Hoo」ってところだけです。
どっと押し寄せてくる波が消えるのが、(儚い出会いのように)侘びしくてつらいっていう解釈でしたっけ?
だいたい、大惨事な津波を想定した曲じゃないですし。。

夢が終わり目醒める時 深い闇に夜明けが来る
  本当は見た目以上 打たれ強い僕がいる

これからも、桑田さんの歌に励まされ、来るべき夜明けには、打たれ強く成長したいですね。

大体、「稲村ジェーン」だって。。。

まあ、歌のタイトルや歌詞でどうこう言っても仕方がないのですが、、

あえて、TSUNAMIをあげるのなら、ほかにもたくさん悲しい曲があります。

たとえば、
 
 

Southern All Stars / サザンオールスターズ

1990年に出た9枚目のアルバムですが、こんな曲が収録されています。

1. フリフリ’65

2. 愛は花のように (Ole!)

3. 悪魔の恋

4. 忘れられたBIG WAVE
  …タイトルだけはそのままだし。

5. YOU
  …”波の音が遠くでcaution鳴らす“とかって歌詞があります。

6. ナチカサヌ恋歌
  …かなり強引ですが”けんかして水に流そうよ“、”山原の丘に逃げました“とか。

7. OH,GIRL (悲しい胸のスクリーン)
  …いきなり”君は帰らぬ男性(ひと)を待ってる“、”波の音にも振り返る

8. 女神達への情歌 (報道されないY型の彼方へ)

9. 政治家
  …低能な政治家の歌だし。

10. MARIKO

11. さよならベイビー
  …まあ、、、、、

12. GORILLA

13. 逢いたくなった時に君はここにいない
  …”昨日までの喜びが悲しみにかわるよ“、”二度と帰らない

まあ、サザン自体、夏とか海岸とか湘南とか終わった恋をテーマにすることが多いので、必然的に波はよく出てくるよね。。

桑田さんも「みんな頑張れよ~ こんな時だからあえて今TSUNAMIをうたいまーす。。そして、みんなが津波の被害に打ち勝つために今までTSUNAMIで得た収益を全部寄付しまーーす」くらいのことを言ってくれたら、感激するんだけど。。 

あ、書いてて涙が出てきた。。 
 

   
(H22.8.7 追記)
皆さん、多くの方に検索エンジンから見に来てくれたのに、こんなしょうもない内容ですみません。。
 
まぁ、”未曽有の大災害を連想せざるを得なくなってしまっている”ってのはしょうがないような。。
 
 
 
そういえば、このあたりの歌詞は変に規制されたりしないのかなぁ。。 
 
希望の轍(わだち)
 熱く熱く こみあげる涙に Oh my love is you たわむれの放射線
 
 
太陽は罪な奴 Aクラスの姐ちゃん達の放射線 悩殺にヨロめくstage
 
 
一人のファンとして個人的には、TSUNAMIはあまり好きじゃないので、きけなくてもいいけど、夏のライブで「希望の轍」がきけないのは、、、、、まあ、考えすぎか。。 
 

damegon の紹介

だめなだめごんです。
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サザンオールスターズ “TSUNAMI” と”津波” への5件のコメント

  1. よっこ より:

    そもそも何で災害の名前なんてつけようと思うの?

    全く理解できない。
    今回の件以前から何故tsunami?と思ってた。

    不謹慎以外の何ものでもない。

    何故批判するのかわからない、とか言ってる奴はただのバカ。

  2. damegon より:

    コメントありがとうございます。

    「TSUNAMI」という言葉の実際と、歌詞で表現している内容とに
    やや乖離があるようなことにはやや批判される余地があるとは思います。

    ただし、表現の自由がある国ですから、
    災害の名前をつける作品があることは特に問題ないのでは?
    たとえ、「大勢が亡くなった津波」っていう作品を作っても問題ないと思いますが。。。

    直接誰かを中傷するようなタイトルならまだしも、
    内容も吟味しないで「不謹慎」の一言で片付けるのは強引だと思います。

    それをどう思うかは、多くの人がいれば意見が分かれるのは仕方がないと思いますよ。
    500曲作ってすべての曲が、すべての人に受け入れられるはずがないと思います。
    小生は、批判する人がいても特にかまわないと思います。

  3. サザン より:

    桑田佳祐 サザンはもう大嫌いです。二度と聴きません。
    津波に戯れる放射線、被災者を馬鹿にしてますね。桑田佳祐は活動休止すべきです。

  4. JIZOU より:

    サザンがTSUNAMIを発表したのが2000年。この時、多くの日本国民は、このTSUNAMIというタイトルの不見識さに気づいてはいなかった。桑田さん自身、津波がいかに深刻なdisasterであるのか、よく理解していなかったのだろう。あのような男女の恋慕の歌につけるタイトルではない。しかし、これについてサザンや桑田さんだけが不見識だったのではないことがその後に証明された。それは、2004年のスマトラ沖大地震に伴う巨大津波の一撃で30万人が死亡した時だ。この時、わが国では相も変わらず多くの国民が、TSUNAMIを歌っていた。テレビの映像では巨大な災害であることはすぐに理解できただろうに、この時点では他人事であった。遠くの国で起こった巨大な災害でしかなかった。しかし、わが国は世界有数の地震国であり、巨大津波には何度も襲われてきた。にも関わらず、国内ではTSUNAMIっていいねと言われ続けてきた。僕は、このTSUNAMIというタイトルは不適切だと友人たちに言っても、多くがピンときていなかったようだ。しかし、この国で3.11が起こったら、少し周囲の考え方も変わったようだ。しかし、残念なことは、いざ身近で起こらないと他人事という、人の心だ。一部のサザンなら何でも許しますというような熱狂的なファンに甘えることなく、サザンには適切な対応を望みたい。不適切なタイトルなんだと、それはスマトラや3.11があったらか不適切なのではなく、普遍的に不適切なのだと感じて欲しい。

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